📅 公開日:2021年2月5日 | 🔄 最終更新日:2026年8月20日
アメリカなどの海外通販サイトで買い物をすると、ショップの好意でコスメのサンプルやステッカー、キーホルダーなどのおまけ(Free Gift / Sample)が同封されて届くことがよくあります。
「無料でラッキー!」と思いがちですが、実はこの「おまけ」、通関(関税の計算)の際に大きな落とし穴になることがあります。
今回は【2026年8月最新版】として、海外通販のおまけや無償サンプルに関する日本の税関ルールと、転送・個人輸入時の注意点を解説します!
1. 実際によく届く「おまけ(Free Gift)」の例
アメリカのECサイトやブランド店で購入した際、実際に荷物へ同梱されてくる代表的なおまけの例です。
例1:コスメ・スキンケアのミニサンプル(試供品)
SephoraやUltaなどで購入するとついてくるミニサイズの香水や美容液。パウチに入った単発のサンプルから、豪華なミニボトルまで様々です。
例2:ブランドロゴ入りのオリジナルノベルティグッズ
「◯◯ドル以上購入でトートバッグプレゼント!」といったプロモーションでもらえるトートバッグ、ポーチ、ステッカー、キーホルダーなどです。
2. 【要注意】税関では「無料(0円)」として扱われない!
ここが一番の誤解ポイントです。「自分が0円でもらった物だから関税はかからない」と思っていませんか?
⚠️ 日本の税関ルール:無償物でも「市場価値(Commercial Value)」が発生します
日本の関税法では、「たとえ無償でもらっても、その品物に経済的な価値がある以上、輸入時には課税対象となる金額(価格)を設定しなければならない」と定められています。
海外ショップがインボイス(通関書類)に「$0」や「Value for Custom Purpose Only / No Commercial Value」と書いて送ってきた場合でも、税関側で『このミニ香水は市場価格で約$5相当』『このトートバッグは$10相当』と判定(評価)され、その分の金額が課税対象額に上乗せされます。
3. おまけのせいで「関税」が発生してしまうパターン
個人輸入では、課税価格が10,000円以下(※商品代金に換算すると約16,666円以下)であれば関税および消費税が免除されます。
しかし、おまけが入ることで以下のようなトラブルが発生します。
💡 「ギリギリ免税範囲のはずだったのに…」という事例
【購入した商品】
洋服(織物)1点:$100(約16,000円)
👉 課税価格=$100 × 0.6 = $60(約9,600円)
本来なら課税価格10,000円以下なので【免税(関税・消費税0円)】!
【ショップが豪華ノベルティポーチ(価値$15相当)を同梱した場合】
税関判定の合計金額:$100 + $15 = $115
👉 課税価格=$115 × 0.6 = $69(約11,040円)
課税価格が10,000円を超えてしまったため【関税+消費税が発生】!
もしおまけで同梱されたものが「革製品」や「ニット製品(Tシャツ等)」だった場合、これらは1万円以下免税の対象外(関税定率法第14条の除外品目)となるため、おまけそのものにも関税がかかってしまいます。
4. まとめ:BeHappy!!!での転送・検品時の対応について
海外通販の「おまけ」は嬉しいサービスですが、輸入通関においては少なからず影響を与える可能性があります。
- ショップで注文する際、不要なノベルティやおまけの選択チェックボックスを外せる場合は外しておく。
- 転送のご依頼(インボイス作成)時には、荷物に同梱されているおまけ類も数ドル程度の参考価格で正しく申告する。
BeHappy!!!では、アメリカオレゴン倉庫に到着したお荷物の確認や、日本への安全な転送手配をサポートしております。関税やインボイスの記載方法でご不明な点がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください!
